【この記事で分かること】
- BOOWYのメンバーとベーシスト
- 松井常松のプレイスタイルの特徴
- 松井常松の使用ベース
皆さん、こんにちは!あやね@ベース女子(@ayane_bassgirl)です!
BOOWYのベーシスト・松井常松。
1980年代に大流行したBOOWYの楽曲を、高速ダウンピッキングで支えたベースプレイは、今見ても渋くて格好良さを感じます。
本日は、大阪を中心にベーシストとして活動している私あやねが、BOOWYのベーシスト・松井常松について、お話ししてみようと思います!
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伝説のロックバンドBOOWY
1980年代を彩った、伝説のロックバンド・BOOWY。
その楽曲の数々は、2020年代となった今もなお、世代を超えて多くの人々に愛され、そしてコピーされ続けています。
カリスマ的な存在感を誇るボーカル・氷室京介。
鋭いカッティングでグルーヴ感を作り出すクレイジーギター・布袋寅泰。
渋いダウンピッキングが自慢のベース・松井常松。
パワフルなビートをたたく原子のドラム・高橋まこと。
この4人によるバンドのまとまり、存在感は唯一無二で、その後さまざまなバンドが生まれ、各年代の音楽シーンで活躍してはいますが、
という人もいるほど、このBOOWYというバンドには、格別の思いを持つ人が多いです。
BOOWYのベーシスト・松井常松
さて、そんなBOOWYのボトムを支えるベーシストが、松井常松。
もともとボーカルの氷室京介とは中学生時代のころからの付き合いで、BOOWYを結成してからも同じバンドで活動していた、言うなれば旧友のような存在です。
ベーシストとしての松井常松の特徴は、こんな感じです。
【特徴①】高速ダウンピッキングが生み出す疾走感
松井常松の大きな特徴が、
というプレイスタイルです。
BOOWYの曲は、ヒット曲を中心に、速い8ビートの曲が多く、ライブではそれらの曲がさらに速くなり、これがBOOWYらしさにつながっているのですが…
そんな速い8ビートを、松井常松は、ダウンピッキングだけで弾き切ります。
この「高速ダウンピッキング」こそが、松井常松の最大の特徴であり、アイデンティティになっています。
たとえば、BOOWYの代表曲である「No New York」「Dreamin’」などは、非常に速いテンポの楽曲ですが、ベースはダウンピッキングで弾き切ります。
これだけのテンポとなると、ダウンピッキングだけで弾くのは肉体的に非常に厳しく、どうしても右手が痛くなってきて、オルタネイトピッキングをしたくなる誘惑にかられるのですが、松井常松の場合は、そこをダウンピッキングで押し切ることで、楽曲に力強い疾走感を与えています。
実際、BOOWYの曲をオルタネイトピッキングで弾いてみると、安定感は出るかもしれませんが、やはり手堅くまとまってしまって、BOOWYらしさは失われてしまいます。
【特徴②】タイトで安定感のあるリズムキープ
一方、BOOWYの楽曲は、「すべてが速い8ビート」というほど単純なものではありません。
多くの楽曲を担当した布袋寅泰は、ゆったりとしたテンポのバラードや、16ビートのカッティングで躍らせる楽曲など、さまざまなバリエーションの曲を作り出しています。
たとえば、ギタリストなら誰もが一度はコピーしたであろうあのギターリフで有名な「Bad Feeling」。
この曲では、ギターが16ビートで特徴的なリフを奏で、それが楽曲を支配するわけですが、ベースはその裏で、淡々とタイトなベースを弾いています。
また、これは氷室京介作曲ですが、幻想的でどこかアンニュイな雰囲気が漂う「わがままジュリエット」。
こちらでは、ベースは音数も減らし、バスドラムとかっちり合わせた、シンプルな力強い音で、楽曲のボトムを支えています。
このように、速い曲ではないときは、どっしりと、そしてタイトで正確にビートを刻み、BOOWYの楽曲の魅力を引き出せるような、安定したプレイに徹しているのも、松井常松の大きな特徴です。
【特徴③】直立不動で表情を変えないクールなプレイスタイル
そして、これはベースプレイや音には直接関係ないのですが、松井常松はステージの上では、直立不動で、表情一つ変えず、淡々とベースを弾き続けています。
最近のベーシストは、比較前面に出たり、体全体でグルーヴ感を表現したりと、「自分が主役!」のように振る舞う人が多い中ではあるのですが…
松井常松はそういった「目立つ行動」を一切せず、ドラムの近くで、表情を変えずにボトムを支えることに徹します。
こういった松井常松の立ち振る舞い・たたずまいが、「渋い」「クール」「かっこいい」と呼ばれるようになっていくのです。
松井常松の愛用ベース
さて、そんな松井常松ですが、どのようなベースを愛用しているのでしょうか。
フェンダー・プレシジョンベース
松井常松といえば、プレベのイメージを持っている人も多いことでしょう。
白いプレシジョンベースを淡々と演奏するその姿は、「LAST GIGS」や「1224」のライブ映像などでみることができます。
フェルナンデス・ヘッドレスベース
「CASE OF BOOWY」のライブ映像を見ると、ヘッドレスのベースを弾いている姿が印象的です。
このヘッドレスベースは、フェルナンデスが製造したもので、軽量・コンパクトな作りであるがゆえに、ライブでの使用が主に想定されていたそうです。
ただ、松井常松としては「音はフェンダーのプレベの方が良い」とも考えており、それゆえに先述の「LAST GIGS」「1224」では、このヘッドレスベースが使用されることはなかったのでしょう。
まとめ
以上、本日は、伝説のロックバンド・BOOWYのボトムを支えたベーシスト、松井常松について、お話しさせていただきました。
BOOWYといえば、疾走感のある楽曲が印象的ですが、その疾走感を支えるのが、松井常松の代名詞でもある、ダウンピッキング。
高橋まことが叩く速い8ビートの上に、ルートをダウンピッキングで弾き切るあのプレイスタイルがあってこそ、氷室京介のボーカルが、布袋寅泰のギターが輝き、BOOWYはあれだけの魅力を放つことができたのです。
昨今、音楽がどんどん複雑多様化してきており、ベースプレイも難解になってきていますが、「バンドのボトムを支える」というベースの役割の原点に立ち返ったとき、この松井常松のプレイスタイルから学ぶべきことは、大いにあるのではないでしょうか。
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