ベース

ジャズベースの指弾き、親指はどこに?フロント、リア、それとも…?

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【この記事で分かること】

  • ジャズベースの指弾きで親指をどこに置くべきか
  • フロントorリアPUの上に親指を置くとどうなるか
  • ピックアップの上以外に親指を置くスタイルもアリなのか

皆さん、こんにちは!あやね@ベース女子(@ayane_bassgirl)です!

ベースの定番、ジャズベース

このベースを指弾きで弾かれる方は多いと思いますが、

指弾きの時、親指をどこに乗せる?

というのは、多くのプレイヤーの中で、なかなか迷いがあると思います。

そこで、本日は、大阪を中心にベーシストとして活動している私あやねが、ジャズベースの指弾きのとき、親指をどこに乗せるべきかについてお話ししてみようと思います!

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ジャズベースの指弾き=ベースの標準

ベースの定番、ジャズベース。

そして、エレキベースの演奏方法の定番、指弾き。

これらを組み合わせて行う、「ジャズベースの指弾き」は、ベース業界において、もっともスタンダードな方法と言って良いでしょう。

指弾き特有の、柔らかくて温かい音色と、ジャズベースの豊かな中低音は相性が非常に良く、あらゆる音楽ジャンルにマッチする、まさに「低音の標準」。

おそらく、多くのベーシストが1本くらいはジャズベースを持っているかと思いますが、もしお持ちでない方は、ぜひ一本、定番のジャズベースを手元に置いておいていただきたい…

そう思えるくらい、ジャズベースの音色には普遍性があり、そして大きな魅力があります

あやね
あやね
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ジャズベースの指弾き、親指をどこに置く?

さて、そんなジャズベースの指弾きですが、一般的には

人差し指と中指を交互に動かし、弦を弾いて演奏する

というのが基本スタイルになります。

で、このとき問題になるのが、

指弾きのとき、親指をどこに置くか

という問題。

一般に、指弾きのときには親指をピックアップの上に置くというのが基本です。

プレシジョンベースであれば、センターに置かれたピックアップの上、スティングレイであれば、ブリッジ付近に置かれたハムバッカーピックアップの上。

このように、ピックアップが1つしかないベースであれば、迷いはないのですが…

ジャズベースの場合、ピックアップが2カ所あり、このことにより、

え、どっちのピックアップに指を置いたらいいんだろ?

という迷いが生じてしまいます。

「親指はどこに置く?」アンケートをとってみた

ということで、この「ジャズベースの指弾き、親指はどこに置く?」というテーマで、X(旧Twitter)でアンケートをとってみました。

その結果は、次のとおりです。

1,022人のベーシストの方のうち、約7割の方が、「ジャズベースの指弾きは、フロントPUの上」という結果になりました。

ここから、

ジャズベース指弾きは、フロントPUの上に親指を置くのが標準

という結論を導くことができそうです。

あやね
あやね
なので、初心者の方は、まずはフロントPUの上で弾くスタイルから練習してみると良さそうですね。

「フロントPUの上に親指」の特徴

さて、そんな「フロントPUの上に親指を置く」特徴を見ていきましょう。

フロントPUの上に親指を置くと、音が柔らかくなるという特徴があります。このため、指弾き特有の音のやさしさ、柔らかさが引き出されるようなプレイスタイルになります。

また、弾くときのフォームも一番自然であり、それゆえにこのスタイルを選ぶ人が多いのではないか…と個人的には思っています。

「リアPUの上に親指」の特徴

一方、数字としては少数でしたが、リアPUの上に親指を置くスタイルの特徴も見ていきます。

こちらは、逆にブリッジ付近のテンションの高いところで音を鳴らすことになるため、音が固く、どこか高音含みの音色になることが大きな特徴です。

一方、少しひじが伸びるようなフォームになるため、人によっては違和感を覚える人もおり、そのことがフロント派より少なくなっているのかな…という印象をもっています。

あやね
あやね
もっとも、スティングレイだとこのフォームにならざるを得ないんですけどね。


他にもある!低音弦派、フィンガーレスト派

と、ここまでは「フロントかリアか」という二者択一の視点で話を進めていましたが、一方で、「選択肢にない選択」を教えてくださった方も、たくさんいらっしゃいました。

たとえば、「ピックアップの上」以外で定番なのが、「弾かない弦のうち、一番低音の弦に指を置く」というもの。これだと、「フロントかリアか」にとらわれない、自由なところで弾けるようになるので、弾く位置に起因する音色のコントロールは、より柔軟にできるようになります。

また、フィンガーレストをとりつけて、そこの上で弾いておられる方からのお声も、たくさんいただきました。

 

フィンガーレストを取りつけるという一手間は生じますが、これもまた、「ピックアップの位置にとらわれない指弾き」の形として、非常に興味深いスタイルです。

まとめ

以上、本日は、ジャズベースの指弾きについて、「親指をどこに置く?」というテーマで、お話しをさせていただきました。

アンケートをとってみると、やはり大勢を占めるのはフロントPUの上派、なのですが、一方で固い音色を求めてリアPUの上に置いてみたり、より自由度の高い演奏スタイルを求めて、弦の上やフィンガーレストの上など、さまざまな工夫を行っていることが分かりました。

「どこで弾くか」は、演奏フォームや音色にも大きく影響を与える問題なので、唯一絶対の正解はありません。弾く曲やジャンルによって変わってくるところも、大いにありえるところです。

これからも、各ベーシストの皆さんが、自分なりの考え方で試行錯誤しながら、指弾きのスタイルを確立させていくことでしょう!

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