ベース

フェンダーの値上がりがすごい…楽器業界の物価高、対策は?

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【この記事で分かること】

  • 楽器業界における物価高の現状
  • フェンダーの値上がりの状況
  • 円安の影響を受けにくい国内メーカーのススメ

皆さん、こんにちは!あやね@ベース女子(@ayane_bassgirl)です!

現在、多くの人が「物価高」に悩んでいます。

そして、この物価高は、日常生活のみならず、楽器屋さんに展示されている各種楽器においても反映されており、

あやね
あやね
楽器、随分と高くなったなあ…

と思われる方も、多いのではないでしょうか。

そして、とりわけ気になるのが、フェンダーの楽器の著しい値上がり。

なぜ、楽器はこんなにも値上がりしてしまっているのか…

そこで、本日は、大阪を中心にベーシストとして活動している私あやねが、フェンダーを中心にした楽器の値上がりについて、お話ししてみようと思います!

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物価高に悩む日本

2024年、日本は物価高に悩まされています。

ロシアのウクライナ侵攻をきっかけとした原油価格の高騰や、円安に伴う海外からの輸入コストの向上などによって、あらゆる物の物価が著しく高騰しています。

先般総務省が発表した2023年の平均消費者物価指数は、前年比2.8%の増で、2年連続2%を超える物価上昇となっています。

消費者物価指数は「全国の世帯が購入する財やサービスの価格の平均的な変動を測定するもの」なので、その上昇率は平均的なものになりますが、物の中には2%で済まないレベルで物価上昇しているものも多いですから、実感としてはもっと物価が上がっている、と感じる人も多いことでしょう。

一方で、私たちの給料・賃金は、物価上昇と同じレベルで上がっているとは必ずしも限らず、「生活が苦しい…」という実感を持つ人もまた多いのではないかと思います。

楽器も物価高の影響を受けている

そして、この物価高の影響は、もちろん楽器にも表れています。

ギター、ベースをはじめ、さまざまな楽器や、アンプやエフェクターなどの機材が、一昔前からすると随分と上がっている印象を受けます。

特に楽器は、海外メーカーのものが主流になっていたり、また廉価版だったりすると海外で生産されたものが仕入れられたりする関係で、一連の物価高の影響を特に強く受けている商品であるということが言えそうです。

特にフェンダーは値上がりが大きい

そして、その中でも、特に値上げを強く感じるのが、フェンダー

フェンダーと言えば、ベースならプレシジョンベースやジャズベース、ギターであればテレキャスターやストラトキャスターなどといった、「ギター・ベースの標準」を作り出した、非常に重要なメーカーです。

そんなフェンダーにおいて、物価高の影響が非常に強く出ているわけですから、楽器業界に与えるインパクトは相当に大きいものがあります。

アメプロは1.3〜1.5倍程度の値上げ

具体的に言うと、たとえば2017年にリリースされた、フェンダーのAmerican Professional、通称「アメプロ」シリーズ。

こちらは、2017年のリリース当時、スタンダードな使用の楽器であればおおむね20万円程度で販売されていましたが…

現行モデルである「American Professional II」、「アメプロ2」は、27~29万円程度で販売と、実に1.3~1.5倍程度の値段に跳ね上がっています。


日本製フェンダーでも1.6倍の値上げ

また、アメプロシリーズは米国産なので円安の影響を強く受けているのかな…と思っているのですが、国産の日本製フェンダーにおいても同じレベルの価格上昇がみられます。

たとえば、「初心者の人に良質なベースを」というコンセプトが受け入れられてた、フェンダーのハマ・オカモトモデルのプレシジョンベース。こちらは2016年の発売当時、価格は税抜き84,000円だったのですが、2024年現在、税抜き価格は135,000円(税込148,500円)。

こちらに至っては、なんと1.6倍もの値上がりをしているのです。


フェンダーは「10年で1.5倍」の値上げ…

全体的にみると、この10年近くの間に、実に1.5倍程度の値上げをしている、フェンダーの楽器。

物価に影響を与える要素としては、これまで見てきたような、原油高、原材料費の高騰、円安など、さまざまな要素もあります。加えて、少子化が進んで新たな顧客の開拓が難しくなってきている中、単価を上げることで売り上げを落とさないようにするための工夫も必要であることは、よく理解できます。

一方で、USA製に比べると円安の影響が限定的になるはずの日本製フェンダーですら、大幅な価格上昇が行われている状況を鑑みると、

フェンダーは、この状況下で、価格転嫁以外の値上げをしようとしている力

というふうなことも言えるのではないかと考えられます。

言うまでもなく、フェンダーブランドには圧倒的な価値があります。その価値を、今までは割と低廉な価格で私たちは手にすることができていたのですが、この物価上昇の機に、ブランドにふさわしい価格水準まで引き上げてきた…

この圧倒的な価格引き上げには、そんな背景も、考えられるところです。

物価高の時代…狙いは国産メーカー!

このように、原油高や円安に起因する物価高は、特に海外メーカーでの楽器ではその影響が顕著に発生します。

でも、こんな物価高の中にあっても、新しい楽器が欲しい…

そういう思いを持つ方は、多いと思います。

そんな方には

円安の影響を相対的に受けづらい、国内の楽器メーカーがオススメ

なんです。以下、いくつか、ご紹介させていただきます。

【ヤマハ】BBシリーズやパシフィカでおなじみ!

まず、国内の楽器メーカーといえば、真っ先に思い浮かべるのが、ヤマハです。

ヤマハは総合楽器メーカーとして、さまざまな楽器の製造・開発を行っており、ベースだとヤマハのBBシリーズ、ギターだとパシフィカシリーズは特に高い評価を得ています。

特に当ブログで過去にご紹介したベース、BB434などは、価格の割に使い勝手がよく、物価水準が上がったこんな時代だからこそ、新たな魅力をまとって再評価できる楽器だといえそうです。

ヤマハBB434は初心者向けに最強のベース!コスパ良し! 【この記事で分かること】 ヤマハBBシリーズの特徴、仕様など 初心者向けベースとしてヤマハBB434がオスス...


【ヒストリー】上質な楽器を低価格で!

島村楽器のオリジナルブランド、ヒストリー

一昔前は「ヒストリーと言えば島村楽器で押し売りされるやつでしょ?」と、ネガティブなイメージで語られることも多かったのですが、実は楽器としては非常に上質で、近年、コストパフォーマンスの高い楽器として、市場での評価も大きく上がってきています。

初心者向けの10万円以下のものも、そして中~上級者向けの20万円前後のものも、どちらも価格を上回るクオリティを誇っており、フェンダーが大きく値上げする中にあって、ますます存在価値を上げてきている楽器ブランドです。


【Sago・Stem】ハイエンド国産ブランドも魅力!

兵庫県に拠点を構える楽器工房、Sago

楽器本体のクオリティが高いことに加え、サーモウッドやラップ塗装といった独創的な技術や、クオリティの高いピックアップなどで知られる、「ギターやベースを知り尽くした楽器メーカー」です。

Sagoの楽器は、安いものでも30万円前後くらいからになりますが、フェンダーが大幅に値上げした今となっては、USA製フェンダーのレギュラーラインナップと価格帯が重なってきます。


 

また、Sagoシリーズの中間ブランドであるStemは、国産であることにはこだわりつつ価格を下げており、非常に魅力的

こちらもまた、フェンダーの価格が上がったことで、注目度が高まってきているといえそうです。

アヤコノ愛用!Stem Ove、どんなベース?Sagoとの違いは? 【この記事で分かること】 アヤコノが愛用するベースがどのようなものか Stem Oveの特徴・レビュー ...


 

まとめ

以上、本日は、世界的な原油高や円安の影響によって進む物価高が、楽器の価格にどのように影響しているか、お話しさせていただきました。

とりわけ楽器会の雄であるフェンダーについては、元が海外メーカーということもあって、その値上がり幅は著しく、ざっくり「10年前の1.5倍」といえるような状況になってしまっています。

一方で、この物価高に沿うように給料が上がっている人はそう多くないですから、率直に言って

あやね
あやね
最近の楽器は高いなあ…

と思わざるを得ないのが現実です。

一方、そんな中にあっても、国内メーカーであれば円安の影響が限定的であることから、相対的な「割安感」が出てきます。

そして、国内メーカーの楽器も、海外メーカーに負けず劣らずの良質なものがそろっています。

海外メーカー…特にフェンダーの楽器の値上がりがすごいのは残念ですが、一方で、だからこそ国内楽器メーカーには、かつてないほどのチャンスがめぐってきています。

私たちユーザーも、ぜひ国産楽器にも、注目していきたいところですね。

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