【この記事で分かること】
- プレシジョンベースの特徴
- ジャズベースの特徴
- プレベとジャズベ、どちらがオススメか
皆さん、こんにちは!あやね@ベース女子(@ayane_bassgirl)です!
ベーシストにとっての永遠のテーマ、「ジャズベかプレベか、どっち?」という議論。
この議論、上級者の方はもちろんのこと、最初にベースを手にする初心者の方も、かなり悩んでしまうのではないかと思います。
そこで、本日は、大阪を中心にベーシストとして活動している私あやねが、ジャズベースとプレシジョンベース、どちらがオススメか、いくつかの視点から、考察してみようと思います!
「新しい楽器が欲しい!」
「楽器の専門家のレビューも見たい」
そんなときは、お店に行かなくて大丈夫、イケベ楽器店オンラインストアが便利です!
ベース・ギター・ドラムからアンプ・エフェクター・DTMソフトやレコーディング機器まで何でも揃います!
そして、イケベのスタッフの方のレビュー記事が大量にあるのでとても楽しい!是非覗いてみてください!
⇒イケベ楽器店公式サイト
「新しい楽器が欲しいけど、お金が足りない…」
「家に弾いていない楽器があって、置き場所に困っている…」
「楽器を下取りに出したいけど、持っていくのが面倒くさい…」
そんなときは、お店に行かなくて大丈夫、楽器の出張買い取りが便利です!
ちびまる子ちゃんでおなじみ「楽器の買取バイセル」なら、電話でもウェブからでも気軽に出張査定の申し込みができます!
そして、納得のいく価格なら、その場ですぐに現金化!
⇒楽器買取ならバイセル公式サイト
そもそもプレシジョンベースとは?
ジャズベースとプレシジョンベース。どちらも歴史と伝統ある、大変重要なベースです。
そこで、この2つのどちらが最適かを考える前に、まずはそれぞれの特徴や違いについて理解することが重要です。
ではまず、プレシジョンベース(プレベ)から見ていきましょう。
プレシジョンベースの概要
プレシジョンベースは、アメリカのフェンダー社において、レオ・フェンダーが開発したエレキベースです。
これまでの「ベース」というと、ウッドベースが主流で、大音量を出すことが難しく、また音程も不安定になることが多かったのですが、フェンダーはエレキギターの設計を応用することによって、正確な音程で大音量を出すことができる楽器の開発に成功します。
このプレシジョンベースが現在の形になったのは、1957年ごろと言われています。
1950年代のプレベは、アルダーボディにメイプル指板。これが1960年代になると、アルダーボディのローズウッド指板に変わっていきます。
特に1960年代の3トーンサンバーストのプレベは、ハマ・オカモトが愛用したことで、どちらかというとベテランに愛用されることの多かったプレベが、一気に若者にも広まっていった印象を受けます。
プレシジョンベースの特徴
プレシジョンベースは、その名の通り、正確で明瞭なサウンドを提供します。
ピックアップはセンターに1つだけ搭載されており、これがパワフルで、一方でどこか素朴な音を醸し出すのが大きな特徴です。
また、後述するジャズベースと比べるとネックが太いため、これもまた音に図太さを与えるひとつの要因となっています。
プレシジョンベースの使用シーン
プレシジョンベースは、素朴な音色を出すこともできますが、一方でピックアップはパワフルなものが搭載されているため、カントリーやポップスといった音楽から、ハードロックまで、実に幅広いジャンルで使われています。
特に、白いプレシジョンベースを抱えるシド・ヴィシャスのパンキッシュな佇まいは、プレベのロックシーンでの象徴的な姿だと言えるのではないでしょうか。
また、最近では、LUNA SEAのベーシスト・Jがプレシジョンベースを愛用しており、彼のロックベーシストとしての美しさも相まって、ロックベースとしてのプレベを輝かせている印象を受けます。
そもそもジャズベースとは?
続いて、プレベに並ぶベース界の王者・ジャズベースの方も見ていきましょう。
ジャズベースの概要
ジャズベースは、1960年にアメリカの楽器メーカー・フェンダー社がリリースしたベースです。
先行して発売されたプレシジョンベースの上位モデルとして販売され、こちらも非常に高い評価を得るに至ります。
1960年代のジャズベースは、主にアルダーボディのローズウッド指板というスペックでしたが、その後、1970年代になると、アッシュボディのメイプル指板になって、より派手な音を指向するようになっていきました。
現在は、さまざまなジャズベースのラインナップにおいて「60年代仕様」と「70年代仕様」を選ぶことができるようになっています。
ジャズベースの特徴
ジャズベースは、プレベとは異なり、ピックアップが2基搭載されています。
リアピックアップが搭載されることで、ベースサウンドに高域の「ガリッ」とした音が混じるようになり、プレベと比べてサウンドに明るさと奥深さが出るようになりました。
また、ネックがプレベと比べると細いため、初心者の方にとっては弾きやすさという点において一日の長があります。
ジャズベースの使用シーン
ジャズベースは、「ジャズ」という名がついていることから、ジャズ向けのベースであると思われることもありますが、実際のところは、ジャズ以外のさまざまな音楽でもそのポテンシャルを十分に発揮できる、非常に使い勝手の良い楽器です。
とりわけ、リアピックアップが搭載されたことによる音抜けの良さは、ベースサウンドを前面に出したロックバンドでも「映える」サウンドを作り出すことに大きく貢献します。
ジャズベースの使い手といえば、日本だとやはり亀田誠治を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。1960年代の白いジャズベースは、椎名林檎・東京事変をはじめ、さまざまなところで愛用されており、多くの人に親しまれるベースサウンドを作り出しています。
初心者の方はジャズベをオススメ!
さて、このように、ジャズベとプレベ、基本的なところを紹介させていただきましたが、この2つ、どちらがオススメなのか。
結論から言うと、私としては
初心者の方には、ジャズベースを、強くオススメ
したいと思っています。
その理由は、ひとえに「ネックの細さ」につきます。
初心者の方にとっては、やはりベースの太い弦を押さえるのはなかなか大変ですが、それに加えてネックが太いとなると、それだけで疲れてしまい、ベースが嫌になってしまう可能性も否定できません。
この点、ジャズベースはプレベと比べるとネックが細く、相対的な弾きやすさがあるため、初心者の方にとって、「まずベースに親しむ」という点において、非常に有利ではないかと思っているのです。
また、単に弾きやすいだけでなく、サウンドも非常に扱いやすいものになっていますので、ポップスからロック、ジャズやカントリーなど、さまざまな音楽ジャンルに持ち込みやすいオールマイティーさもまた、ジャズベースの魅力です。
通好みの方にはプレベをオススメ!
一方、こういった「ジャズベースを初心者にお勧め」というのは、ベース業界では割とよく言われているセオリーであり、たとえば高校や大学の軽音楽部において、ベーシストが全員ジャズベースで来てしまう、というのもまたありがちな光景です。
一方、そうした「ジャズベースのサウンドが標準化された世界」にあって、プレシジョンベースが持つサウンドの野太さ、いなたさは、圧倒的な存在感を放ちます。
指弾きで上品に弾くこともできますし、ピック弾きで派手に弾き倒すこともできる。
プレシジョンベースの「クセ」は、ジャズベに染まった世界であれば一層輝きますし、またこのクセを味わっていると、通なベーシストは、とても弾いていてテンションが上がるもの。
ですので、あえてプレベを選ぶという選択肢、個人的には大いにアリだと思っています。
まとめ
以上、本日は、ベーシストにとって定番の質問「ジャズベとプレベ、どちらがオススメ?」について、私なりに回答を作ってみました。
どちらもフェンダーが誇る、伝統と歴史のベース。
そんな中、初心者の方にとってはジャズベースの方がオススメというのが基本的な考え方にはなるのですが、一方でプレシジョンベースが持つサウンドのクセは、通好みなところがあって、これはこれで何物にも代えがたい魅力があります。
ぜひ、両方を弾き比べて、そしてベーシストとしての腕が上がってきたタイミングであらためて弾き比べて、ジャズベとプレベ、両方を愛していただけると嬉しいな、と思います!
「新しい楽器が欲しい!」
「楽器の専門家のレビューも見たい」
そんなときは、お店に行かなくて大丈夫、イケベ楽器店オンラインストアが便利です!
ベース・ギター・ドラムからアンプ・エフェクター・DTMソフトやレコーディング機器まで何でも揃います!
そして、イケベのスタッフの方のレビュー記事が大量にあるのでとても楽しい!是非覗いてみてください!
⇒イケベ楽器店公式サイト
「新しい楽器が欲しいけど、お金が足りない…」
「家に弾いていない楽器があって、置き場所に困っている…」
「楽器を下取りに出したいけど、持っていくのが面倒くさい…」
そんなときは、お店に行かなくて大丈夫、楽器の出張買い取りが便利です!
ちびまる子ちゃんでおなじみ「楽器の買取バイセル」なら、電話でもウェブからでも気軽に出張査定の申し込みができます!
そして、納得のいく価格なら、その場ですぐに現金化!
⇒楽器買取ならバイセル公式サイト