【この記事で分かること】
- ステージの「上手」「下手」の意味
- なぜ「右・左」ではなく「上手」「下手」なのか
- ステージにおけるギターとベースの立ち位置
皆さん、こんにちは!あやね@ベース女子(@ayane_bassgirl)です!
ライブハウス、ホール、野外ライブ等を問わず、バンドマンをやっていると、ライブでステージに上がる機会も多いかと思います。
そんなステージにおける用語で、
- 「上手(かみて)」
- 「下手(しもて)」
という言葉がありますが、若いバンドマンさんの中に、この「上手」「下手」の意味が分からず、ステージで戸惑っている方がいるのを、たまに見かけます。
そこで、本日は、大阪を中心にベーシストとして活動している私あやねが、ステージの「上手(かみて)」「下手(しもて)」についてお話ししてみようと思います!
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「上手(かみて)」「下手(しもて)」とは
ライブハウスはじめ、音楽イベントでスタッフさんがよく使っている、この「上手(かみて)」「下手(しもて)」。
これは、端的に言うと、「ステージの立ち位置」のことを表しています。
- 演者から見て左
- 客席から見て右
- 演者から見て右
- 客席から見て左
を表しているのです。
客席から見た図で表すと、こんな感じです。
スタッフさんと演者さんがリハとかで打ち合わせをしているときとかに、
「右に行って」
と言われても、「誰から見て右」なのかが、聞いただけでは分かりません。言うなれば「右」「左」というのは、誰かの目線を基準とした、相対的な立ち位置になってしまいます。
ところが、「下手側に行って」というと、どこから見ても「行くべき場所」がはっきりわかるので、動き回りながら準備を進めているスタッフにとっても、そして演者にとっても、誤解なくコミュニケーションがとれるようになります。
なので、ライブに出演する方は、まずはぜひ、この「上手」「下手」をしっかり覚えておきましょう。
一般に「ギターは上手」「ベースは下手」
ところで、この「上手」「下手」について、一般的な「ボーカル、ギター、ベース、ドラム」から成る4ピースバンドの場合、明確なセオリーがあります。
それは、
- ギターは上手(かみて)
- ベースは下手(しもて)
というもの。
実際、ほとんどのライブハウスにおいて、ギターアンプは上手側に、そしてベースアンプは下手側に置かれています。
この理由については、特に合理的な理由はなく、「過去からの慣習」でこうなっているという説が主流です。
有名な例外はBOOWY
この「ギターは上手」「ベースは下手」について、有名な例外があります。
それは、BOOWYです。
1980年代、ボーカルの氷室京介、ギターの布袋寅泰、ベースの松井常松、ドラムの高橋まことの4人で、大きなムーブメントを巻き起こした、伝説のロックバンド。
このBOOWYのステージ上の立ち位置を見ると、ギターの布袋寅泰が、客席から見て左手、すなわち「下手」に立っていることがわかります。
BOOWYは長きにわたって、多くの人にそのライブビデオが見られたバンドです。なので、ステージ運営のセオリーとしては「例外」ではあるのですが、これを「標準」だと思っていた人も多いようです。
実際、1980~90年代の学園祭などでは、ギターアンプが下手に置かれたステージも多かったと聞いています。
現在でも、BOOWYのコピーバンドは、ステージ下手にギターが立つことを希望することがほとんどなので、ライブハウス等では転換のタイミングでギターアンプとベースアンプの入れ替えが行われたりもしているようですね。
まとめ
以上、本日は、ステージの「上手(かみて)」、「下手(しもて)」について、簡単に解説させていただきました。
この手の「ステージ上での業界用語」、慣れないうちは戸惑いますし、特に初心者の方は、こういう業界用語が飛び交っている場に委縮して、思うようなパフォーマンスができなかったりすることもあったりします。
特に最近は、弾いてみた動画やライブ配信を通じて腕を磨くプレイヤーが増えてきているものの、そうしたプレイヤーの中には、ライブハウスなどのステージ経験が十分でない人も多く、こういった「現場の常識」は、実は案外知られていなかったりしがちです。
そのためにも、この手の業界用語には、早いうちに慣れてしまうのが一番。
この記事が、ステージ初心者の皆さんに、少しでもお役に立てば幸いです。
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